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4-1.M6以上の被害地震と潮位の関係(2002年以降)

2002年1月1日から2013年9月5日までに日本とその付近で発生した
M6以上の被害地震と潮位偏差の特有な変化との関係について、 以下の条件で表 - 1にまとめてみました。

  • 地震が発生する60日以内に、震央から200km以内(もしくは300km以内)で
    発生した潮位偏差のσ
  • 潮位偏差のσが0.5σ以下にまで収束してから
    地震が発生するまでのおおよその日数(経過日数)

ここで注目して頂きたいのは、潮位偏差の特有な変化が収束した時点から30日以内までに
地震が発生するケースが数多く認められる
という事です。

そこで、潮位偏差のσが0.5σ以下にまで収束してから
地震が発生するまでのおおよその日数の割合を 表 - 2図 - 1に示します。

表 - 1 M6以上の被害地震と潮位偏差の特有な変化との関係

発生年月日M震央地名地震名称潮位偏差のσ経過日数
2013/08/046.0宮城県沖1σ以上5
2013/06/026.3台湾付近1.5σ以上
(300km以内)
1.5
2013/04/176.2三宅島近海3σ以上11
2013/04/136.3淡路島付近2.5σ以上11
2013/02/026.5十勝地方南部1.5σ以上1.8
2012/12/077.3三陸沖0.5σ以上
(300km以内)
23
2012/03/276.6岩手県沖1σ以上
(300km以内)
5
2012/03/146.1千葉県東方沖2.5σ以上3
2011/08/196.5福島県沖1σ以上-
2011/08/016.2駿河湾3σ以上29
2011/07/316.5福島県沖3σ以上55
2011/04/126.4福島県中通り1σ以上-
2011/04/117.0福島県浜通り1σ以上-
2011/04/077.2宮城県沖0.5σ以上-
2011/03/156.4静岡県東部1.5σ以上41
2011/03/126.7長野県・
新潟県県境付近
1.5σ以上-
2011/03/119.0三陸沖平成23年(2011年)
東北地方太平洋沖地震
1σ以上51
2011/03/097.3三陸沖1σ以上49
2010/03/146.7福島県沖1σ以上3
2009/08/116.5駿河湾1.5σ以上11
2008/07/246.8岩手県沿岸北部1σ以上0
2008/06/147.2岩手県内陸南部平成20年(2008年)
岩手・宮城内陸地震
0.5σ以上-
2007/07/166.8新潟県上中越沖平成19年(2007年)
新潟県中越沖地震
3σ以上0
2007/03/256.9能登半島沖平成19年(2007年)
能登半島地震
2.5σ以上9
2006/06/126.2大分県西部1.5σ以上-
2005/12/176.1宮城県沖2σ以上17
2005/10/196.3茨城県沖3σ以上22
2005/08/167.2宮城県沖0.5σ以上-
2005/07/236.0千葉県北西部1σ以上-
2005/04/116.1千葉県北東部1.5σ以上-
2005/03/207.0福岡県西方沖
〔福岡県北西沖〕
1.5σ以上26
2005/01/186.4釧路沖1.5σ以上21
2004/12/146.1留萌支庁南部1σ以上-
2004/12/066.9釧路沖1.5σ以上0.5
2004/11/297.1釧路沖1σ以上1
2004/10/236.8新潟県中越地方平成16年(2004年)
新潟県中越地震
3σ以上2
2004/09/057.4東海道沖
〔三重県南東沖〕
3σ以上15
2004/09/057.1紀伊半島沖
〔三重県南東沖〕
3σ以上15
2003/09/268.0釧路沖〔十勝沖〕平成15年(2003年)
十勝沖地震
1σ以上-
2003/07/266.4宮城県北部
〔宮城県中部〕
1σ以上21
2003/05/267.1宮城県沖0.5σ以上-
2002/11/036.3宮城県沖1.5σ以上2
2002/10/146.1青森県東方沖1σ以上22

表 - 2 潮位偏差のσが0.5σ以下にまで収束してから地震が発生するまでのおおよその日数の割合

経過日数発生数発生数 (%)
1日以内49.5%
3日以内614.3%
7日以内24.8%
15日以内614.3%
30日以内819.0%
31日以上49.5%
判別不能1228.6%
合計42100.0%

図 - 1 潮位偏差のσが0.5σ以下にまで収束してから地震が発生するまでのおおよその日数の割合

図 - 1 潮位偏差のσが0.5σ以下にまで収束してから地震が発生するまでのおおよその日数の割合